February 19, 2007

新刊。

久しぶりに、本を購入した。(してしまった)
あれほど読んでいた本を最近読まないのは、単純に他に楽しいことがあって、かつ忙しいから、なんだけど、今日は暇だったので本屋に行ったのだ。
というか、気がついたら本屋にいて、自分でもびっくり。
まあ、これまでの人生もこうやって気がついたら本屋をぶらぶらしていて気が合ったやつを買い求めてきたわけだから。
パターンといえばパターンかな。

膨大な数の本を眺めていると、どんなに頑張っても一生のうちに読める本の数なんてしれてるな〜と思う。
気に入った本を何回も読む癖があるし。
読まずにすんじゃう本の中にはもしかしたら「あ〜!あれは読んでおくべきだったべな〜!」ってのもあるかもしれない。
そんなことを考えると、楽しい。
背表紙を眺めるだけで色んな想像が広がるし。
紙とインクの匂いがして、本屋さんって落ち着く。

で、真っ先に手に取ったのは新刊コーナーに並べてあったこの本。
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なぜなら、山田詠美が好きだから!
85年に「ベッドタイムアイズ」を読んだときの鮮烈な感覚を今も覚えてる。どの作品も好きだけど、何回も読んだのは「ラビット病」「晩年の子供」「風蔡の教室」かな。
この作品も楽しみ。装丁も美しい!わくわく。
ゆっくり読みたい、でもきっと加速して読んでしまう、今から読むのだけは避けよう。

さて、2冊目はこれ。
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田辺聖子はもう、ほんとに好きな作家。全部読んでる。
実はこの本は過去に3冊購入した。
お風呂の中で読んで1冊がぼろぼろに。繰り返し読みすぎて1冊ぼろぼろに。3冊目は読みながら寝てしまい、コーヒーの中につけてしまった。さすがに「もうええやろう」ということで手元においてなかったのだが、今日また目が合ってしまったので買ってしまった。アホですな。そして、もう1回読んだ。やっぱり、好き。
この続編もあるんだけど、それも合わせて、手元においておきたい。探さねば。

そして3冊目がこれ。
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実はこれも過去に読んだ記憶が…
筒井康隆。SFには興味がなかったのだけど、何気なく「家族八景」を読んでファンになった。
その後「七瀬ふたたび」「俗物図鑑」「エディプスの恋人」「薬菜飯店」などを立て続けに読んだのだった。
なんだか、ジェットコースターに乗ってるみたいに読んでしまう。作品そのものがエンターテイメントというような感じを受ける。パプリカ。かなりの長編だわ、いつ読もうかな。

もう1冊買ったのだけど、また明日。
ああ、1日があともう少し長ければ。