April 14, 2007
本日の名言。
皮膚科には「液体窒素」というものがある。イボなんかを液体窒素で焼くのだ。
場所によってはかなり痛い。
ワタシはなぜか、先生に液体窒素の処置の患者さんのスタンバイを知らせるとき、「窒素サンですぅ〜」と言ってしまう。
今日3年生になったばかりの男の子が「窒素サン」しに来た。
その子は前回かなり痛かったので、今日は最初からブルーだった。診察室に入るなり、もう顔がへの字である。
「嫌や…」とつぶやいている。
ワタシは「嫌やけど、大丈夫や、頑張れるで。先生にもやさしくしてもらおうな。もうアカン!いうときはギブしたらええから。」と声を掛けた。
男の子のほうがこういうとき弱い。でもプライドはあるのだ、ちっさいけど男の子なんだね〜。
だから微妙に頑張れることを匂わせておくと良いのだ。
さて、一回目。面ぼうをぎゅーっと患部に押し付ける。
「う〜…」
頑張った。
2回目。
「くぅ〜…」
おっ!もう一回頑張れるのか?
先生が面ぼうをスタンバイする。
「え〜!まだやるの?!」とついにギブか?!
するとお父さんがこういった。
「3年生やねんから、3回頑張れ!」
「ひ〜!」
ワタクシ、笑いをこらえるのに必死でございました。
「3年生やねんから、3回頑張れ!」
面白すぎます。
裏で聴いていたスタッフのあやちゃんもヒーヒー言っておりました。
その後。
本日寝不足でかなりお疲れモードだったうちのせんせいも壊れました。
「あれ・・・なんだっけ、あれ」
「どれです?」
「あの…白い団子に、蜜がかかってるの」
「は?!」
「あ、みたらし団子!」
「は?!」
「あ、次いこか…」
「はぁ…〜…(せんせい大丈夫っすか?!)」
名言が飛び交う午後診。
春だな。
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