April 26, 2007

一線を超える。

今朝、出勤しようと外に出たらちょっと離れた駐車場におじさんが落ちていた。
いや、転がっていた。

今日はせっかく早く出発できるのに。
見なかったふりしようかと思ったけど。
死んでるか生きてるか?くらいは確認しておいたほうがいいかな〜…。やっぱ、人間やし。
どっちにしろ泥酔して眠った挙句の果てだろうから。
性質のいいほうじゃないだろう。

そーっと近づいて、顔色を見る。
まだ死んでなさそうだ。
もう少し近づいて呼吸を見る。
結構深い呼吸をしている。
熟睡って感じ。

靴下は破れていてスリッパばき。
薄手の作業着のようなものを着ている。
さぞかし寒かっただろうけど、触るとそんなにも冷たくなかった。よかったね。春で。

ほっておいてもそのうち目覚めるだろうけど…
ちょっと気が引けて、一応警察に通報しておいた。

警察のヒトも慣れたものらしい、
「生きてますか?」と聴いてきた。
「はーい、呼吸ありますよ〜」とお返事した私。
まあ、これで安心。5分もすればお迎えにきてくれるさ。

それにしても、外で泥酔するっていうコトは、人間として生きる中での一線を越えることだと思ってしまう。
貧乏でも、家の中で眠りたい。

そんな話をかずよさんにしたら、
「一度一線を越えると、今度は一気に楽になってしまうんだろうか」と感慨深げだった。

ま・まさか?!


Posted by honeyrose at 16:34:08 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
Comments

忍者君:

そんな人が居てるんですね。こんな田舎でも・・・
でも、常連ならいざ知らず、あまり関わらない方がいいらしい。誰かに聞いた話ですが、田んぼの横の溝におじさんが倒れているのを発見した通勤途上の人が警察に連絡。
そのおかげで、車で跳ねたのではないかと疑われ、延々と取り調べを受けた様で、もう二度と関わりたくないと言ったらしいです。
親切も時々仇になる事があるらしい。
(April 28, 2007 00:56:12)

honeyrose:

忍者君!
そうなんですよね〜、ホント、あんまり関わらないほうがいいと思います。
私、昔からよくこういうヒトを見つけちゃうんです…とほほ。
迷子の認知症老人とか、泥酔のじーちゃんばーちゃんとか。
一度は、車の中で脳梗塞起こした男性をみつけちゃったこともあります。

そういえば、知らないヒトから良く声かけられるし…なんか、ヘンなモノを持ってるのかなあ。

でもまあ、結局そんなのを放っとけない性分なんだ、これが。
しかし、痛い目に合わないように気をつけます。
(April 29, 2007 00:54:18)
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