February 24, 2007

腑に落ちないコト。

気になって気になって仕様がないことがある。
それは、買い物に行ったスーパーで必ず目にする光景なんだ。
私がビビッてしまうその行いとは、
トレイに入った品物を、全部備え付けのポリ袋に移し変え、トレイとそのラップはスーパーのゴミ箱に捨てて帰るという手法。
始めて見たときに文字通り目玉が飛び出そうになった。
いったいどういう意味があるのであろう。
新手のエコ生活?!
その?プラスティックゴミの軽減
その?トレイを洗うための水を減らす
その?トレイをリサイクルするための手間を省く

このエコ生活を送っている年齢層は様々。
共通点は女性ということだ(私が目撃したケースだけだけど)
マイバッグを持っているひともそうでない人もいる。
紙箱に入ったお菓子などを移し変えているヒトは見たことがない。

なんだろーか。この現象は。
そして!今日はものすごく恐ろしいものを見てしまったのだ。
いつものように肉汁や魚の血で汚れたトレイとラップでてんこ盛りになっている店内のレジそばのゴミ箱。
その中に、なんと、大きなレトルトのピザの外袋が入っていのだ!
私は思わず、駆け寄った。
9インチサイズのピザのパッケージ。
中身は確か密着したラッピングが施してあるはずだから、裸で持って帰ったということか。
愕然とした。
外袋を開けるときにはばりばりと相当な大きな音がするはずだ。
その人は、トレイに入ったものたちを次々とポリ袋に移した後、
おもむろにこれを破いて中身だけを取り出し、ビニール袋に放り込んだというのか!
恐るべし。

トレイから移すときに、肉汁がこぼれることはないのだろーか。
これを片付けるヒトの気分は考えたことがあるのだろーか。
ポリ袋をがつがつ使っていることはどうなんだろーか。
トレイはリサイクルできるものなのに、なぜ捨てるんだろーか。
いろんなコトが頭をよぎる。

本当にゴミを減らしたいのなら、他に手立てはある。
あまりに腑に落ちない、この自分勝手エコ生活。
どんなに見ためを美しくしていても、下品な人間に見えてしまうということを考えたことはないのだろーか。ないんだろーな。

以上、本日のちょっぴりがっかりのつぶやき。



Posted by honeyrose at 01:02:50 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
Comments

忍者君:

確かに腑に落ちない行為ですね。
本当にリサイクルする気があるなら、使用後に綺麗に洗って次回持参すればいい。うちのくノ一はそうしている。水道代をけっちているのか?それにしては人に後片付けをさせることには違和感を感じないのか?自分がするのでなければなんと思わない。そんな風潮が流行っているのかな。そういえばこの頃後始末の出来ない人が多いのかもしれない。寒風が入ってくるのに開けた戸を閉めない。トイレを汚しても知らん顔。物事には初めがあれば終わりがある。後始末の出来ない事が人からどう見られるのかも、気にもしない。それが、自分の生活圏の中でも同じとはそら恐ろしい世の中になりつつあるのかな?
(February 24, 2007 22:02:56)

honeyrose:

忍者君!そうですよね!
終わりよければ全て良し!という格言もあるではありませんか?!ねえ!

私が思うに、ほんとに自然に、優しく、生きていくなら、自分の美学に反するものは買わないっていう手段もあってもいいと思うんですよね。
例えば、裸で売ってるきゅうりと3本パックになってるきゅうり。とうぜん裸で売ってるきゅうりを買って、レジでポリ袋に入れられる前に「裸で」って宣言すればいいのではないかと。
もしも3本パックのきゅうりがめちゃくちゃおいしい特産のきゅうりなら、「このきゅうりはおいしいからいつも買うけど、裸にしてください」とご意見カードに書き込んで意思表示してみればいいし。
メーカーさんにお電話してみたり、してもいいのです。
お肉屋さんに行って、タッパーに入れてもらってもいいのです。
それと同じで、トレイに入った便利かつお買い得な品物を買ったら、ちゃんと洗ってリサイクルボックスに入れればいい。

超シンプル。
おかしいと思うことはいっぱいあるけど、恐ろしい世の中にならないように、自分の心だけはぴかぴかに磨いておかなくちゃね!
(February 24, 2007 23:08:06)
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